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訪日連続フォーラム

 
NPOインターンシップ:コミュニティと大学のコラボレーション
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アメリカの経験から学ぶ-----

NPOへの関心の高まりとともに、人材育成の必要性が指摘されています。「NPO活動の先進国、アメリカ」で、日本からの若者にNPOでのインターンシップを提供している日本太平洋資料ネットワーク(JPRN)のプログラムの報告会をかね、以下のようなフォーラムを開催します。サンフランシスコにあるふたつのNPOの団体とインターンシップ経験者とともに、コミュニティと大学のコラボレーションによるNPOの人材育成の方法や意義について、議論したいと考えています。ふるってご参加ください。

日 時:20021022日(火)午後6時から8
 
会 場:大阪市立大学文化交流センター:大セミナー室(研修室2

       大阪市北区梅田1-2-2-600 
       駅前第
2ビル6階 電話06-6344-5425
       
(注)JR東西線の「北新地駅」の上です。東側エレベータで6
          までお上がりください。
 
参加費:500(寄付として)

プログラム

挨拶 木原勝彬(NPO政策研究所代表)
報告 @
Institute Laboral de la Raza
      
Sarah Shaker事務局長と元インターン
報告 AEast Bay Resource Center for Nonprofit Support
      
Bebe Bertlet事務局長と元インターン
ディスカッション
結び 野口道彦(
NPOと共生社会研究会代表)

 主 催:NPOと共生社会研究会
 
協 力:NPO政策研究所

 助 成:国際交流基金日米センター

 

問い合わせ:日本太平洋資料ネットワーク

Tel: 03-3524-8821  Fax: 03-2524-8825 
E-mail: jprntky@d2.dion.ne.jp   URL: http://www.jprn.org/


NPOとインターンシップ Q&A

Q NPOとは、なんですか。

A 地球環境を守る、高齢者の介護をする、住みよいまちづくりを進める、文化や芸術を振興するなど、社会全体の利益のために活動する民間団体です。アメリカでは、90万ものNPOが活動しています。

Q インターンシップとは、どのようなものですか。

A 通常、研修と訳されます。教育実習などのように、仕事の現場に入り、実践的に学ぶ方法です。アメリカの大学生の9割は、卒業までにインターンシップを経験しているといわれています。

Q インターンシップを大学とコミュニティのコラボレーションと呼ぶのは、なぜですか。

A 書物や実験が中心の大学で勉強している学生は、コミュニティの問題に取り組むNPOにおいてインターンシップをすることで、実践的な学習の機会がえられ、コミュニティの問題解決を促するからです。

Q インターンシップは、ボランディア活動と違うのですか。

A ボランティア活動は、NPOでお手伝いをすることです。インターンシップもお手伝い的な面がありますが、学生の興味や専門分野に関連した仕事についてもらうことで、能力開発をめざしています。

Q インターンシップは、どのNPOでもやっているのですか?

A アメリカのNPOの多くは、インターンシップをしています。しかし、インターンを受け入れるための手法、参加する学生の心構えなど、成果をあげるために重要な点があります。日本では、こうした点がまだ十分理解されていません。このため、フォーラムを企画したのです。是非、ご参加ください。

 

 

インターンシップの受入・実施団体の概要

East Bay Resource Center for Nonprofit Support

 サンフランシスコの対岸、オークランドにあるNPOにマネジメントの方法を指導する組織。スタッフが3-4人と規模は小さいが、ファンドレイジングを中心に、ワークショップを随時開催。また、併設の図書館でNPO関係の図書の閲覧やコンピュータを用いたリサーチができるようになっている。毎年、地域のNPOと協力して行うNPOに関する会議には、数百人が参加。

 


Institute Laboral de la Raza

 ヒスパニック系や中南米からの移民労働者への権利擁護関係の事業を行っている、サンフランシスコのNPO。具体的には、不払い賃金を支払わせるための交渉や、セクシュアル・ハラスメントをはじめとした性差別、不当労働行為などの問題に対処。これらの問題を職場で受けた人々への相談、支援業務の他、リーダーシップ・トレーニング、法律相談なども実施している。

 

Japan Pacific Resource Network

 人権擁護、企業の社会的責任、NPOセクターの強化のため、日米で教育、研究、人材育成などの事業を行っているNPONPO関連の事業に、実践的NPOマネジメント米国研修やNPOボランティア体験プログラムなどの人材育成や、「ボランティア活動を考える」(岩波書店)、「災害ボランティアとNPO」(朝日新聞社)などの出版がある。

 

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