体験プログラム参加者インタビュー
インタビュー 1 2  3  4 

体験プログラム
津野浩之さんプロフィール
東京都出身 学生

NPOやボランティア活動歴は?
プログラム以前はなし。
プログラム参加の動機
ボランティアはそれまで未知の領域だったので、それを少しでも体験してみたかったし、ベイエリアという地域での活動にもひかれたから。多文化・多人種のこの地域は、日本では得られない問題意識を自分の中に引き起こしてくれるだろうと思った。異なる人種の人々がどうやったら協力して物事を成し遂げられるかを知りたかった。

プログラムで一番印象に残っていること
ユースセンターで、放課後、子供たちと遊んだこと。多くの家庭問題を抱える子供たち、人種もバラバラ。一見すると混乱を招きそうだが、実際は皆そのような垣根を越えて目の色を輝かせて一緒に時を過ごしていた。その強さに心打たれたし、子供の一人が僕に対して、「メンター(Mentor: 良き指導者、または助言者のこと)になってくれる?」と言ってくれたことが忘れられない。あの子達の成長を心から願う。

プログラムを通して得たこと
ずばり、逆境にくじけないということ。経済的、社会的に多くの問題を抱える人たちの頑張る姿をみてそう思った。

これからの目標
人種問題に対して、興味が以前よりも湧いた。日本においてこのような問題を目にすることはあまりないが、依然として日本人の外国人に対する視線は冷たいと思う。もちろん外国人たちもその冷たさを感じていることだろう。僕はそんな人達と積極的に関わって、少しでも日本が住みやすい所なんだということを教えてあげたい。

プログラムの参加は自分の将来を考える上で影響があったか
日本という枠にとらわれず、世界とつながりを持ちながら仕事がしたいという意欲が湧いた。自分たちの気持ち次第で人種の壁は少しでも越えられるものだと感じたし、越えなければならないとも感じた。仕事と別に、自分の未来の子供たちにもこのことを伝えたいと思う。

参加を考えているみなさんに一言
異国の地での活動は少しの不安が付きまとうかと思いますが、心配はいりません。あなたのやる気次第です。新しい価値観に出会いたいあなた。日本にいるだけでは窮屈だと感じているあなた。日本とは全く異なる環境で視野を広げてみましょう。2週間の体験は必ず良い意味であなたに刺激を与えてくれるはずです。