体験プログラム参加者インタビュー
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体験プログラム
佐久間有紀さんプロフィール
愛神奈川出身 学生

NPOやボランティア活動歴は?
高校生の時は、非営利の保育園で短期ボランティア、県立自然保護センターで、夏休み期間のみのボランティア、そして、大学生の時は、学生主体のNGOからの派遣でクロアチアのユースセンターで1ヶ月間のボランティアをしたことがある。

プログラム参加の動機
社会に出る前に、企業ではなく、NPOの立場から社会を知っておきたかったため。世界には様々なライフスタイル・価値観を持った人がいるということを、この目で確かめたかった。

プログラムで一番印象に残っていること
チベットの人達を支援する団体でのボランティアの人達との出会い。彼らは、お金を得る仕事より、必要とされている仕事・自分の興味を満たす仕事を選び、自分の国籍や人種に関係なく、チベットの人々に経典を送ることに喜びを感じており、それはまさに私の求めていた「ライフスタイル」でした。また、セミナー講師の田中さんや、アメリカで育ち現在も現地のNPOで働いている、ゲストスピーカーのノブコさんのお話をうかがって、「お金だけじゃない」仕事が実際にあり、それに従事している日本人がいると直接知れたこと。日本にいて生活しているだけでは、絶対に出会えなかった景色、歴史、雰囲気、人々のこと。

プログラムを通して得たこと
自分が持っている知識は、他人やメディアから得た加工されたものが大半であり、真実は実際に自分の目や感覚で触れてみないと分からない、ということを再確認した。少しでも興味があるなら怖がらず挑戦してみること、人は外見から判断してはいけないこと、その土地にはその土地のルールがあること、自分が心を開けば相手も開いてくれるなど、あたり前のことを忘れないで生活する尊さ。歳の離れた参加者と友達になれたこと。

これからの目標
このプログラムで得たことを思い出にしないこと。時間がないことを言い分けにして、純粋な何かをしたい気持ちを風化させないこと。何事も楽しむ気持ちを忘れないこと。

プログラムの参加は自分の将来を考える上で影響があったか
私は高校生の時から、「恵まれない人々の力になりたい」という漠然とした目標がありました。
大学生活は、それに向かってどのようにアプローチしていくかを模索していました。結局、即戦力にはなれず、語学も中途半端で、人と違う道を歩む勇気もなく就職することになりました。今回このプログラムに参加したことによって、今までの曖昧な目標を、自分の道として選ぶ勇気と覚悟が芽生えました。それは現地の人々やコーディネーターの方々のお話や生き方をうかがって得たものでもあり、参加者のみんなと話すことによって得たものでもあります。当面の目標は留学資金を貯めることと、英語力のキープ、そして頭でっかちにならず日々楽しむことです。このプログラムに参加していなかったら、過去を振り返り他人を羨むばかりの人生になっていたかもしれません。

参加を考えているみなさんに一言
少しでも興味を持ったら、参加してみるといいと思います。海外が初めての人でも、ボランティアが初めての人でも、海外行きまくりの人でも・・。私はクロアチアでボランティアをしたり、一人で海外旅行に行った経験もあり、他人から見れば海外行きまくりな人なのですが、正直まだ足りない!と思い、参加しました。世間体とかに縛られたくない人生にしたいけど、なかなか勇気がもてない人には特にお勧めです。興味があるのなら、人の目や年齢、語学力を気にせず挑戦すればいいんだ!と、自信を持たせてくれる街、バークレー。私は参加して、これからの毎日が本当に楽しみになりました。どうしてこんなにハッピーな気持ちになれるのか知りたい人は、参加して確かめてみてください!