1.戦時下における市民生活、特に移民への影響
2001年1月3日 戦争に反対する日米ネットワーク*

 

    

1)人種差別犯罪(HATE CRIME)の現状

APICAW*のファクトシートより。

   「9月11日のテロやアフガニスタンでの戦争の影響により、またその他の人々に対するヘイトクライムは増加している。戦争の影響で人種的な嫌悪が増加するに従い、アジア太平洋系の住民などの人々は人種差別的、または反移民的な暴力の被害者や犠牲者となってきている。最近の報告では、9月11日以降の二週間でアラブ人、南アジア人、ムスリムおよびシーク教徒に対するヘイトクライムは645件に上る。1999年を通してアジア人に対する暴力事件が486件であったことからも、事件の増加は明らかである。」

   ベイエリアでも、Noe Marketのアラブ系商店が攻撃されたり、移民の多い地区のセント・チャべス小学校周辺でアラブ人を侮蔑、脅迫する落書きや施設の破壊が行われた。

*注)APICAW(Asian & Pacific Islander Coalition against War)
9月11日のテロ後の情勢の中で設立されたサンフランシスコ・ベイエリアにおけるアジア人または環太平洋地域の人々のグループまたは個人の集まり。

左)路上に残るメッセージ。もとは神はアメリカを許したもう、とあり、その”許したもう”をかき消して”祝福 したもう”と書き換えている。”
右)コミュニティとして、こうした憎しみを追放しようと、小学生の合唱、バーベキューなどによる小さな集会が開かれた

全米各地の HateCrime


連絡先
日本太平洋資料ネットワーク(JPRN) 柏木 電話510‐891‐9045(ext48)
310,8th Street,Suite305,Oakland,CA94607
email: NoWarNetwork@yahoo.co.jp まで。


 

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